応急処置
スポーツをされる方はケガをする確率が多いです。ギリギリの試合の中では、どうしても大きな負荷を身体にかけることになり、ストレッチなどの予防を行っていても、避けきれないケガをしてしまう事が多々あるでしょう。そこで必要になってくるのが応急処置です。ケガをした時にトレーナーがいて正しい処置をしてもらえる時はまだいいのですが、中学校、高校でもケガに対してきちんと対応できる方々がいないのが現状でしょう。そこで簡単な応急処置を紹介したいと思います。
ねんざなどのケガ、又はハレに対して
ねんざなどのケガ、又はハレに対してはまず冷やすことが大切です。冷やすことにより毛細血管を収縮させて血液の流れを抑制させ、ハレないようにします。ここで大事なのは冷やしすぎない事。時間の目安として15分〜20分ぐらい冷やします。バケツに氷水を入れ、患部を直接突っ込み冷やす方法と袋に氷水を入れ、タオルなどを巻いた患部にあてる方法などがあります。また、ハレてしまってから冷やしても効果はありませんので気をつけて下さい。ハレてしまってからは温めることにより、血液の循環を良くし、そこに溜まっている老廃物を分散させてあげることがハレを引かせ、良い状態になっていきます。 ほとんどの方は、ケガをした後、冷やす事がよいと思われがちですが、ケガをした直後(ハレきってしまった後)でなければ温めた方がいいでしょう。